大型商業施設や高層ビルをはじめ、工場、プラント等、
創業から半世紀、規模の大小に関わらず幅広い解体工事に携わってきました。
独自の技術を開発するなど、建物やその土地に合わせた最適な解体工事を実施。
人々の暮らしや文化を継承しながら、その土地の未来を見据えた解体工事で、
街や企業の生まれ変わりに寄与してまいります。
[ 工事詳細 ]
SRC造・RC造・S造・W造解体工事/ その他建築物解体工事/プラント構築物解体工事/ 機械器具設置解体工事 等
[ 取り組み ]
近隣の皆様に工事前工事後にごあいさつに伺い、最大限の配慮のもと作業を実施。万が一のことが生じた場合も責任と誠意を持って対応いたします。現場においても安全第一に作業に取り組みます。
[地上解体] 地上から重機で外壁を壊し、建物の中央に入って内部から三方を解体。 |
[階上解体] 重機を大型クレーンなどで吊り上げて建物の上に乗せ、最上階から階下に向けて、順次解体。建物が密集し交通量の多い市街地の高層ビル解体に有効。 |
[カッティング工法] 粉塵の飛散や振動を限りなく抑えることに留意し、綿密なプランニングのもと実施。 |
巨大プラントなど特殊建築物の解体には、安全面など厳しい基準が設定されており、当社では、綿密な解体計画に則して施工します。
[ 取り組み ]
特殊設備機器や製品、薬剤、火器等の扱いにおいて適切な構内ルールを理解し、適材適所で対応。柔軟なノウハウや高いスキルで様々な問題をクリアします。
周辺環境の制約により、地上から大型重機で慎重に解体するケースや、高所の煙突などは、一旦カッティング後に地上へ移動させ、騒音、粉塵、振動防止と安全確保等、多様なスキルが求められる。
人的被害のあるアスベスト除去は、専門資格を備えた協力会社のもと、一貫した施工管理に努めます。
[ 取り組み ]
湿潤状態で掻き落とす特殊工法を用いるなど、粉塵飛散の100%防止を徹底。綿密な調査から除去後の廃棄完了まで、厳しいチェックを怠りません。
[ 除去作業の流れ ]
①事前調査
図面確認に加え、現地スクリーニングもに綿密に実施。
②分析調査
現地採取したサンプリングは公的分析機関へ検査依頼。
③計画書作成
分析結果報告書をもとに作業計画書を策定し、各種機関に提出。
④隔離養生
外部への飛散防止を徹底するため、プラスチックシートなどで開口部等を密閉。
⑤負圧機設置
減圧装置での換気とアスベストの漏れ防止を同時に実施。
⑥養生確認検査
隔離養生や減圧装置の設置後、管轄諸官庁の立ち合い検査。
⑦除去作業
検査完了後、飛散量などを徹底チェックし除去作業へ。
⑧除去完了
アスベストを袋詰めし、専用処理場へ。作業完了後、調査報告書を諸官庁へ提出。
施工前
施工前清掃
養生完了
セキュリティルーム作成
負圧機設置
立会検査
飛散抑制剤散布
除去作業
除去完了
アスベスト袋詰め
最終清掃
ダイオキシンは塩素を含む物質の不完全燃焼から発生する有害物質であり、煙突や焼却炉等の除去作業には特定化学物質作業の資格を持つ事業社と共に実施。廃棄においても、法令遵守と安全対策を徹底して処理します。
[ 取り組み ]
環境はもとより健康への重大な影響を考慮し、適切な工事計画のもと実施。周辺環境、近隣の住民の皆様、現場作業員の健康への影響にも充分に配慮して遂行します。
[ 除去作業の流れ ]
①事前調査
現地確認調査にてサンプリング箇所を選定。
②分析調査
現地サンプルを公的機関で毒性濃度などを分析。
③計画書作成
分析結果をもとに作業計画書を策定し、諸官庁への申請。
④密閉養生
仮設材やシート等で焼却設備を完全密閉。
⑤負圧機設置
減圧装置での換気とダイオキシンの漏れ防止を同時に実施。
⑥除去作業
完全密閉養生後、超高圧洗浄で除去。
⑦解体工事
除去作業完了後、焼却設備を解体。廃棄物を適正処理。
⑧工事完了
作業完了後、調査報告書を諸官庁へ提出。
除去作業
除去作業
撤去作業
一般的な化学薬品工場以外でも建物解体終了後には、土壌検査により汚染が発覚するケースがあり、対策には厳しいガイドラインが設けられています。
[ 取り組み ]
化学物質排出時の廃油や、特定有害物質などの漏洩等、様々な案件に土地浄化専門会社と連携して安全管理に努めます。当社では、適正な対策計画を立案。汚染土壌運搬まで安全確実に実施します。
[ 除去作業の流れ ]
①事前調査
表層調査やボーリング調査を実施し、採取したサンプルで汚染度を分析。
②計画書作成
分析結果報告書をもとに作業計画書を策定し、諸官庁へ申請。
③土壌対策工事
汚染物質の流出を防止。汚染土壌の入れ替えのため掘削・除去し、専門施設で適切処理。
④作業完了
作業報告書を諸官庁へ提出。
汚染⼟対策作業
汚染⼟対策作業
汚染⼟対策作業
汚染⼟対策作業
地下階を有する解体工事は、効率の向上を図って地上建築と地下解体工事が同時進行されるケースが多くなっています。地下部分は、本設の床梁を山留め支保工として利用し、地下躯体を上階から下階に掘削して施工を進めます。1階床梁が作業床となり、周辺環境への騒音や粉塵などの影響を制御することができ、工期の短縮にも貢献します。
[ 取り組み ]
建物が密集した市街地では周辺環境への配慮を重視し、安全かつ短工期が可能な「逆打ち工法」が多く採用されます。既存地下構造物の解体用作業空間を建設計画の一部と捉え、環境や時流に合った技術を積極的に取り入れて実施しています。
地下掘削状況
地下解体状況
地下掘削状況
「逆打ち工法」地下掘削・解体状況
「逆打ち工法」地下掘削・解体状況